ネズミは、わたしたちの暮らしにさまざまな被害をもたらす害獣です。ネズミが持つ病原菌は感染症の原因となりますし、ネズミが電気ケーブルをかじることによって火災が起きる危険性もあります。自宅や事業所にネズミが住みついてしまったら、早めに専門業者に依頼して駆除してもらうことをおすすめします。
本記事では、ネズミ駆除業者に駆除を依頼する際の流れや、依頼時に気を付けるべきことを紹介しています。
ネズミ駆除業者に依頼する流れ
ネズミ駆除業者に依頼する流れは下記のようになっています。
①お問い合わせ
②現地調査
③見積り・契約
④駆除作業
⑤清掃・消毒
⑥定期点検
このほかに、業者によっては環境改善の提案をしてくれる場合があります。
①お問い合わせ
自宅や事業所でネズミの姿を見たら、なるべく早めに駆除専門業者に相談してください。
直接ネズミを見かけなくても、夜に生き物が動く音がしたり、糞のようなものを見つけたり、柱や配線、食べ物などがかじられていたら、ネズミが住みついているかもしれません。被害が拡大する前に、信頼できるネズミ駆除業者に問い合わせることをおすすめします。
ホームページなどを検索し、ネズミ駆除の実績が豊富で、Googleなどの口コミが良い業者を選ぶとよいでしょう。問い合わせた際の説明が丁寧で分かりやすく、不明点にもしっかり回答してくれる業者だと安心です。
②現地調査
業者が現地を訪問し、ネズミの被害状況や侵入口などの調査をおこないます。
目に見える場所だけでなく、天井裏や床下、通気口、配管なども、プロの目でくまなくチェック。優秀な駆除専門業者であれば、建物の構造を把握して、ネズミの侵入経路や巣の場所を一つ残らず特定することができます。
現地調査を実施してくれない業者や、調査報告があいまいな業者は、ネズミ駆除の知識や経験が不足しているか、お客さんをだまして高額請求しようとする悪徳業者の可能性があるため気をつけてください。
③見積り・契約
現地調査を終えたら、それをもとに業者が見積書を作成します。見積書の内容や金額に不明点があれば必ず確認し、納得してから契約に進んでください。
現地調査が甘い業者だと、後になって追加料金が発生し、見積り金額を大幅に超える費用がかかってしまう可能性があります。契約前に、見積り以上の金額になることはないか必ず確認してください。
④駆除作業
ネズミの駆除作業は大きく分けて2種類あります。1つ目は、すでに住み着いているネズミを捕獲する作業。2つ目は、ネズミの侵入口を塞ぐ作業です。
すでに住みついているネズミは、毒餌や粘着シート、ネズミ捕りカゴなどを使って捕獲します。プロの駆除業者はネズミの生態やネズミが通りやすい場所を把握していますから、効果的な場所に罠を設置して、確実にネズミを捕獲することができます。
建物内にいるネズミをすべて駆除しても、侵入口が開いたままでは、また新たなネズミが入ってきてしまいます。通風口やエアコンの導入口、壁の継ぎ目、キッチン下のすき間、配管のすき間などを専門的な道具を用いて塞ぎ、ネズミが出入りできないようにします。
⑤清掃・消毒
毒餌を食べて天井裏など見えにくいところで死んだネズミを気づかずにそのまま放置すると、腐敗して虫が湧き、悪臭の原因になります。これを防ぐため、駆除作業後にネズミの死骸を一匹残らず回収するのも、駆除業者の役目です。
また、ネズミは周囲にノミ・ダニや病原菌などをまき散らしながら移動するため、ネズミの通った場所は不衛生な状態になっています。駆除業者はネズミの巣やネズミが通った道の清掃・消毒も実施します。
⑥定期点検
一度駆除したらそれで終わりではありません。ネズミは繁殖力が強い生き物ですから、定期的に訪問してアフターケアをおこなうことで、再発を防ぐことができます。
具体的には、ネズミの回収や粘着シートの交換、新たな侵入口が作られていないか調べる作業などをおこないます。
ネズミ駆除業者を選ぶ際には、このような定期点検や、万が一再発した際の保証があると安心でしょう。
環境改善の提案
今いるネズミを駆除するだけでなく、今後ネズミが住み着きにくい環境にするための提案をおこなう場合もあります。例えば、ネズミのエサになる食材の管理やゴミの処理方法を改善することで、ネズミが侵入しにくくなると考えられます。
ネズミは自力でも駆除できる?
ネズミ駆除業者に依頼すると費用がかかるため、自力でネズミを駆除しようと考えている方もいるのではないでしょうか。残念ながら、自力での駆除はおすすめできません。その理由を2つ説明します。
再発する可能性が高い
ネズミ駆除用の毒餌や粘着テープはドラッグストアやホームセンターなどで購入可能ですが、ネズミの生態を熟知していない一般の方が使用しても、十分に効果を発揮することができません。
ネズミは繁殖力が非常に強く、駆除が難しい生き物です。自力で駆除しても完全には駆除しきれず、再発する可能性が高いでしょう。だからといって放置したままだとネズミがどんどん増え、感染症や火災の原因となってしまいます。
清掃や消毒をする手間がかかる
ネズミを駆除したらそれで終わりではなく、死骸の回収やネズミが通る場所の清掃・消毒もしなければなりません。
ネズミの死骸を触るのに抵抗がある方は多いでしょう。抵抗がなくても、ネズミには感染症の原因となる病原菌がたくさんついているため、一般の方が触れるのはそもそも危険です。また、ネズミは天井裏や床下、冷蔵庫の裏など人目につかない場所に住みつくことが多く、それらの場所を残さず清掃・消毒するのは非常に面倒です。
駆除業者に依頼すれば、駆除後の清掃・消毒まですべておまかせできます。
ネズミを確実に駆除したいなら大洋防疫研究所にご相談ください
ネズミ駆除を業者に依頼する際の流れを説明しました。本記事を参考に、ネズミによる被害が大きくなる前に速やかに駆除業者に相談することをおすすめします。
害虫・害獣駆除専門業者の大洋防疫研究所は、これまでに13万件以上のネズミ駆除をおこなってきました。さまざまな現場に対応してきたため、他社では難しい駆除にも対応できます。
見積りは無料で、駆除作業後に見積り以上の金額になることはありません。もちろん、不明点がございましたら丁寧にご説明いたします。「ネズミかな?」と思ったら、ぜひ大洋防疫研究所へご相談ください。