家の中でネズミのフンらしきものを見つけて、「まあいいか」とそのままにしたり、掃除機で吸い込んだりしていませんか?実は、その考えは非常に危険です。ネズミのフンは病気や害虫の繁殖の原因となるため、正しい方法で速やかに処理しなければなりません。

今回は、ネズミのフンの見た目や、フンをそのままにしておくと危険な理由、ネズミのフンを掃除する正しい手順についてご紹介します。

ネズミのフンはどんな見た目をしているのか

ネズミのフンは、ネズミの種類によって形や大きさに違いがありますが、一般的には太さが2~5㎜、長さが5~10㎜程度で細長い形をしています。黒くパラパラとしており、複数個まとまった位置に散らばっていることが多いです。

ネズミのフンをそのままにしておくと危ない理由

ネズミのフンを見つけたら、速やかに適切な方法で処理しなければなりません。放置したままだと、以下のような危険があるためです。

感染症の原因となる

ネズミのフンは放置すると表面が乾燥し、小さな粉となって舞い上がります。これを吸い込むことにより、感染症になってしまうリスクが生じます。

ネズミのフンが原因で起こりうる感染症には、レプトスピラ症、サルモネラ症、ハンタウイルス感染症などがあります。特にハンタウイルス感染症は、発熱や呼吸困難などが生じ、重症化すると命に関わることもあるため、大変危険です。

また、ネズミはお米やパン、スナック菓子などの食品の袋に入り込み、その中でフンをすることもあります。そのまま気づかずに食べてしまい、フンを口に入れてしまうのも非常に危険です。

フンにつられてネズミが増える

ネズミのフンをそのまま放置すると、住み着くネズミの数がさらに増えてしまいます。フンがあるということは、その場所が他のネズミにとっても安全で過ごしやすい場所であると認識されてしまうためです。

ネズミが増えると、フンによる健康被害や悪臭はもちろん、食べ物への食害や電気コードをかじることによる火災、建物の木材を傷めるなどの重大な被害につながってしまいます。

害虫が繁殖する

ネズミのフンを放置すると、フンをエサとするダニやゴキブリなどの害虫が集まります。それにより害虫が繁殖し、衛生環境が劣悪になったり、健康被害が起こるおそれがあります。

ネズミのフンを掃除する正しい手順

ネズミのフンを放置すると危険な理由を説明してきました。ネズミのフンらしきものを見つけたら、なるべく早めに処理したほうがよいでしょう。

なお、ネズミのフンが見つかるということは、すでにその家にはネズミが住み着いている可能性が高いと考えられます。プロの駆除業者に相談して、速やかに駆除してもらうべきでしょう。

しかし、すぐに業者へ依頼できない場合もあるため、応急処置として自分でネズミのフンを掃除する方法を知っておくことも大切です。ここでは、自力でネズミのフンを掃除する正しい手順について紹介します。

①ビニール手袋とマスクをつける

先ほどもお伝えしたように、ネズミのフンを放置すると乾燥して粉状になり、空気中に舞い上がります。フンには病原菌が含まれており、これを吸い込むと感染症にかかる可能性があるため、掃除中に吸い込まないよう対策することが大切です。

掃除を始める前に、マスクで口と鼻をしっかりと覆いましょう。使い捨てのビニール手袋もつけてください。

②消毒液スプレーを吹き付ける

ネズミのフンに含まれる病原菌が周辺に拡散されるのを防ぐために、まずは消毒液をスプレーで吹き付けます。アルコール濃度が70度以上のスプレーを、フンとその周りに吹きかけてください。

アルコールスプレーがない場合、家庭用漂白剤を薄めたものを使用することもできます。ただし、金属部分に漂白剤が触れると錆びてしまうため気を付けましょう。

③セロテープなどを使って取り除く

フンにセロテープなどを優しく押し当てて取り除きましょう。このように回収することで、粒子が飛び散ることなく安全に除去できます。取り除いたフンは放置せず、すぐにビニール袋に入れしっかり密封して捨ててください。

④フンがあった場所を除菌する

フンを取り除いたら、フンがあった場所をアルコール等で除菌してください。使い捨てのウェットシートなどを使用し、掃除が終わったら密封して捨てましょう。

なお、ネズミのフンがあった場所の周辺には、尿が残っていることも少なくありません。ネズミの尿は強い悪臭を放つため、悪臭を消すための対策が必要です。匂いを抑えるには、クエン酸スプレーを吹きかけるのがおすすめです。

ネズミのフンの掃除について、こんな時どうする?

ネズミのフンに触ってしまったら

ネズミのフンにはさまざまな病原菌が含まれているため、直接触れてはいけません。万が一誤って触れてしまった場合、すぐに石鹸で手を丁寧に洗ってください。

石鹸で手を洗い、流水で30秒以上しっかり流しましょう。その後、アルコールで手指を消毒してください。

ネズミのフンを掃除機で吸ってしまったら

ネズミのフンを掃除機で吸うのは絶対にNGです。フンに含まれた病原菌が、掃除機の排気口から空気中に飛散してしまうためです。

万が一フンを掃除機で吸ってしまった場合、すぐに部屋の換気をしましょう。掃除機内のゴミを捨て、取扱い説明書をもとに掃除機の外せる部分を分解し、丁寧に洗浄してください。

ネズミのフンを見つけたら大洋防疫研究所に相談

ネズミのフンを放置すると危険な理由や、フンを掃除する正しい手順について紹介しました。

なお、ネズミのフンが見つかるということは、すでにネズミが住み着いている可能性が高いと考えられます。フンを片付けても、原因となっているネズミを駆除しなければ、再びフンが増えてしまうでしょう。被害を広げないためにも、プロの業者に早めに相談し、ネズミを駆除してもらうことをおすすめします。

大洋防疫研究所は、関西・関東・東海エリアでネズミの駆除を行う害虫・害獣駆除専門業者です。ネズミ駆除実績が業界トップクラスの13万件以上で、他社では駆除しきれない現場のネズミも徹底駆除いたします。

もちろんネズミのフンや尿も丁寧に除去しますし、ネズミによって繁殖したダニやゴキブリなども、しっかり駆除することができます。

ネズミのフンを見つけたら、ぜひお早めに大洋防疫研究所にご相談ください。