
「家の中に小さい黒い虫を見つけた」「気づいたら足元を虫に刺されている」
このような経験はありませんか?もしかしたら、家の中でネコノミが発生しているかもしれません。
この記事では、ネコノミの特徴やダニとの違い、発生する原因、引き起こされる被害などについて解説します。
ネコノミとは?

ネコノミはノミの一種で、動物の体に寄生し吸血します。
ネコノミの成虫の体長は1~3mm程度で、黒褐色をしています。翅はありませんが後ろ足が発達しており、体長の150倍~200倍の高さまで飛び上がることができます。
「ネコノミ」という名前ですが、猫だけでなく犬やほかのペットなど、さまざまな動物に寄生するのが特徴です。ペットだけでなく、人間の血液を吸うことも多々あります。
なお、ノミにイヌノミやヒトノミなどさまざまな種類がありますが、現在のノミ被害の多くはネコノミによるものといわれています。
ネコノミはダニとは違う?

家の中で虫に刺されたとき、「ネコノミか?それともダニなのか?」と判断に悩む方は多いようです。どちらも刺されるとかゆみを引き起こす厄介な害虫ですが、その特徴や症状には違いがあります。
ネコノミとダニの見分け方を以下の表にまとめました。
| ネコノミ | ダニ | |
| 移動方法 | ジャンプして移動する | 這って移動する |
| 生息場所 | 動物の体表 | カーペットや畳の間など |
| 大きさ | 成虫は1~3mmで目に見える大きさ | ツメダニは約0.3〜0.5mmと非常に小さく、肉眼ではほぼ確認できない イエダニは約0.6〜1.0mm程度で肉眼で確認可能 マダニは3~4mm程度で肉眼ではっきり確認できる |
| 刺される箇所 | 膝より下を刺す | お腹や太ももなど皮膚のやわらかい部分を刺す |
| 刺された場合の症状 | 激しいかゆみが数日続く | かゆみが1週間ほど続く |
ネコノミが発生する原因は?どうやって持ち込まれるのか

ネコノミはそもそも外に生息しています。ネコノミを家の中で見かけたら、それは外から持ち込まれたということです。
ネコノミはどのようにして家の中に持ち込まれたのでしょうか?
散歩中のペットに寄生して持ち込まれる
ネコノミは草むらや公園、土のある場所などに生息しています。散歩中のペットがこれらの場所に近づくと、ネコノミが大きくジャンプしてペットの体に飛び移ります。そのまま気づかずに帰宅することで、家の中にネコノミを持ち込んでしまうのです。
家の中に侵入したネコノミは、ペットの血液を栄養源に卵を産み、繁殖して被害を広げていきます。
また、散歩中にネコノミに寄生されている野生動物やほかのペットと触れ合うことで、ネコノミがうつってしまうケースも多くあります。
人の服や靴について持ち込まれる
ネコノミに気を付けねばならないのは、ペットの散歩中だけではありません。人が草むらや土のある場所を歩いたときにネコノミが服や靴に飛び移り、そのまま家に持ち込んでしまうケースもあります。
自然の多い場所を歩いたあとは、家の中に入る前に靴や服をはらう習慣をつけるとよいでしょう。
家に住み着いた野生動物から持ち込まれる
「ペットを飼っていないのにネコノミが家で繁殖してしまった」という場合、家の天井裏や軒下などに住み着く野生動物が原因かもしれません。家に住み着いたネズミやイタチ、コウモリにネコノミが寄生しており、それらが部屋の中まで侵入してしまうケースがあります。
この場合、ネコノミを駆除するだけでは根本的な解決にならないため、家に生息する野生動物を駆除しなければなりません。なお、イタチやハクビシン、コウモリなど鳥獣保護法の対象となっている動物は、自力で駆除してはいけないため、専門業者へ相談して対処してもらう必要があります。
ネコノミはどんな被害を及ぼすのか?

ネコノミが家の中で繁殖すると、ペットや人間にさまざまな健康被害を及ぼします。
ペットへの健康被害
ネコノミがペットに寄生して吸血する際、1匹あたりの吸血の量はわずかですが、大量に繁殖すると貧血の原因になることがあります。特に体の小さい子猫などは影響を受けてしまいやすいでしょう。
ネコノミに刺されたかゆみで眠れず、ストレスを感じてしまうペットも多くいます。また、ネコノミに刺されたアレルギー反応によって、皮膚に炎症が出てしまうことも少なくありません。
また、ネコノミの繁殖は、下痢や嘔吐などをもたらす瓜実条虫症の原因にもなります。ネコノミの体内でサナダムシの幼虫が発育し、そのノミをペットが飲み込むことで、腸内で成虫となり寄生します
人間への健康被害
人間もネコノミに吸血されることでかゆみや皮膚炎が生じ、場合によってはアレルギー反応(ノミアレルギー性皮膚炎)を起こすことがあります。
さらに、猫を飼っている場合「ネコひっかき病」の原因になることもあります。これは、ネコノミに寄生された猫が持つ病原菌が飼い主に感染し、リンパ節の腫れなどを引き起こす病気です。
ネコノミを見つけたら早めの対処が肝心
ネコノミが家の中で繁殖すると、ペットだけでなく、人にもさまざまな被害が及びます。繁殖すればするほど被害は増えていくため、早めの対処が肝心です。
しかし、一般の人がネコノミを自力で完全駆除することは非常に難しく、なんとかしようと試行錯誤するうちにむしろ数が増えてしまう、というのが実情です。確実に駆除するためには、ネコノミに詳しい駆除専門業者に相談することをおすすめします。
大洋防疫研究所は、関西・関東・東海エリアで害虫の駆除を行う駆除専門業者です。ノミ駆除の実績が日本一で、これまでに2,200件を超える現場のノミ駆除を行ってきました。豊富な実績で培った技術とノウハウで、完全駆除率100%をお約束します。ぜひお早めにご相談ください。
