2023年にフランスや韓国で大流行し、話題となったトコジラミ。日本でもSNSや口コミで「ホテルにトコジラミが出た」「海外通販で買った服にトコジラミがついていた」などの投稿があったため、ホテルへの宿泊や海外通販の利用をなるべく避けていた方もいるでしょう。
2024年に入ってからは、あまりトコジラミの話題を聞かなくなったように思います。トコジラミのブームは一時的なものだったのでしょうか?
トコジラミは日本からいなくなったわけではない
残念ながら、トコジラミは日本からいなくなったわけではありません。トコジラミは寒い時期に活動量が低下するため、冬は被害が目立たなくなるだけです。夏になると、また活発に活動する可能性が高いでしょう。
戦後に一度絶滅したはずのトコジラミが近年また日本に入ってきたのは、グローバル化やインバウンドが進み、人やモノが日本と海外を行き来する機会が増えたことが原因の一つといわれています。コロナ禍で一度減少した外国人観光客の数は徐々に回復しており、日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2023年12月の訪日外国人旅行者数はコロナ前2019年の同月を上回りました。
海外から日本に来る人はますます増えており、トコジラミが持ち込まれる可能性はむしろ増加しているといえるでしょう。
トコジラミは冬を越せる
トコジラミは寒さに強い虫で、日本の冬を生き延びることができます。特に成虫は飢餓に強く、エサとなる血を吸わなくても3〜12ヶ月ほど生き続けることができます。
冬にあまりトコジラミを見ないのは、寒い時期は体力を使わないように活動量を減らし、じっと身を潜めているためです。こうして冬を乗り越えたトコジラミは、暖かくなるとまた活動を再開します。
なお、現代の住宅は気密性が高く年中暖かいため、冬でもトコジラミの活動量が変わらない場合もあります。
夏が来る前にトコジラミを駆除すべき理由
トコジラミはいなくなったのではなく、冬は活動量を抑えているだけだと説明しました。もし自宅や事業所でトコジラミを見つけたら、暖かくなる前になるべく早く完全駆除すべきでしょう。その理由を3つ紹介します。
トコジラミが活発に繁殖して手に負えなくなるため
暖かい環境を好むトコジラミは、夏場に最も活動が活発になります。毎日5~6個の卵を産んで爆発的に繁殖し、気づいたときには手に負えないほど被害が拡大してしまいます。
暖かくなってトコジラミの活動量が増える前に、早めに駆除すべきでしょう。1匹でも見つけたら、すぐに駆除業者に相談することをおすすめします。
肌の露出が増え、吸血されやすくなるため
トコジラミは寝ている人に近づき、手足や顔など服から出ている部分を吸血します。
冬の間は長袖を着て寝ますが、夏になると半袖に変えるという方は多いでしょう。このように、暖かくなると肌の露出が増えるため、吸血される可能性が高まってしまうのです。
夏は害虫駆除業者が繁忙期を迎えるため
トコジラミは非常に駆除が難しい害虫で、自力で駆除するのはほぼ不可能です。そのため、トコジラミが出たら、プロの駆除業者に駆除を依頼する必要があります。
先ほども述べたように、夏はトコジラミの活動量が最も多くなる時期です。駆除業者への依頼も増え、予約が取りづらくなってしまう可能性があります。業者によりますが、繁忙期は駆除費用を高く設定している場合もあるでしょう。
繁忙期の夏を迎える前に、駆除を依頼することをおすすめします。少しでも早く依頼することで、被害が少ないうちに駆除を終えることができ、費用も抑えられます。
トコジラミは冬を越す!そのままにせずすぐ駆除すべき
「自宅でトコジラミらしき虫を見かけたけど、冬になったら見なくなったから大丈夫」「数が少ないから、放っておけばいなくなるだろう」と思っている方は、決して安心してはいけません。
トコジラミは冬の間はじっと隠れていて、夏になると爆発的に数を増やします。1匹でも見かけたら、速やかに信頼できる専門業者に相談することをおすすめします。
大洋防疫研究所は、トコジラミの駆除実績が日本一の駆除専門業者。これまでに3,000件ものトコジラミを駆除してきました。積み上げた経験とノウハウで、完全駆除をお約束します。万が一再発した場合の保証も業界最長ですから、安心してご依頼いただけます(一般のご家庭は5年、事業所は1年の保証があります)。
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