「ゴキブリが大嫌い」という方は多いでしょう。自宅でゴキブリの気配を感じると、安心して生活できませんよね。
ゴキブリが自宅に住み着いているかどうか見極める方法として、「ローチサイン(ローチスポット)を探す」という方法があります。今回は、ローチサインの探し方や、見つけた場合の対処の仕方について解説します。
ゴキブリのローチサイン(ローチスポット)とは?
ゴキブリのローチサインとは、ゴキブリの排泄物や死骸などで汚れている場所のことです。
茶色や黒のインクのようなしみがたくさんついていて、そのまわりにコロコロした糞が散らばり、埃と油が混ざったようないやな匂いがします。
自宅でローチサインらしきものを見つけたら、その付近にゴキブリが住み着いている可能性が高いでしょう。
ローチサインをそのままにしておくのはNG!
ゴキブリやゴキブリの糞にはサルモネラ菌などの病原菌がたくさんついていますから、ローチサインをそのままにしておくと不衛生です。さらに、ローチサインにはゴキブリをひきつけるフェロモン物質がふくまれており、放置していると他のゴキブリを呼び寄せてしまいます。
ローチサインを見つけたら、すぐに掃除して取り除き、周辺を消毒しましょう。素手では触らず、必ず手袋をして、掃除した後はしっかり手を洗ってください。
ゴキブリのローチサインができやすい場所をチェック
ゴキブリは夜行性で、日中は人目が届きにくい場所に隠れて過ごしています。特に、暗くて狭く、じめじめした場所を好みます。
例えば、下記のような場所に茶色や黒のしみがついていたり、黒い粒が落ちていたら、それはローチサインである可能性が高いでしょう。
・キッチンの流し台下
・キッチンの引き出しの中
・冷蔵庫の裏
・食器棚の裏
・タンスや押し入れの中
・たまっている段ボール
・ゴミ箱
・トイレや洗面台の引き出し
・洗濯機の排水部分
・お風呂場
・観葉植物
・ベランダの植木
・天井裏
上記に挙げた場所は、日頃からこまめにチェックして掃除しておきましょう。冷蔵庫や食器棚の裏などはなかなか掃除しにくい場所ですが、半年に1回程度はチェックするとよいでしょう。市販の毒餌剤を置いておくのもおすすめです。
ローチサインのそばにあるゴキブリの卵鞘(らんしょう)に注意
ローチサインの近くに、俵型のカプセルのようなものが落ちている場合があります。これはゴキブリの卵鞘(らんしょう)といって、中に卵がたくさん詰まっています。ゴキブリのメスは、卵をこの卵鞘にまとめた状態で産卵します。
飲食店によくいるチャバネゴキブリの卵鞘は、茶色で5㎜程度の大きさです。1個の卵鞘に20~50個程度の卵が入っています。いっぽう、一般家庭によくいるクロゴキブリの卵鞘は黒色をしていて、大きさは7~10㎜程度。15~28個の卵が入っています。
卵鞘をそのままにしておくとゴキブリの幼虫が孵化してしまうため、見つけたらすぐに駆除しなければなりません。
やっかいなのは、卵鞘に包まれた卵には殺虫剤が効かないところです。「殺虫剤をかけたから安心」というわけにはいかないのです。卵鞘をそのままゴミ箱に捨てると、ゴミ箱の中でゴキブリが繁殖してしまう恐れもあります。
ではどうしたらよいかというと、卵鞘をつぶすことをおすすめします。卵鞘をつぶすと、中に入っている卵は乾燥して孵化できず、死滅します。また、卵鞘は熱に弱いという特徴があります。ビニール袋などに入れて卵鞘ごと押しつぶすか、熱湯をかけたうえで捨てるようにしてください。
ゴキブリのローチサインを見つけたら、プロに相談するのがおすすめ
ゴキブリのローチサインと卵鞘についてお伝えしてきました。
ローチサインや卵鞘がある家には、ゴキブリが住み着いている可能性が高いと考えられます。ゴキブリは一度にたくさんの卵を産み、非常に早いスピードで繁殖するため、気づいたときにはすでにかなり繁殖しているかもしれません。
ゴキブリを徹底的に駆除したいのであれば、プロの駆除業者に依頼したほうがいいでしょう。
大洋防疫研究所は、害虫・害獣駆除の専門業者です。ゴキブリの駆除実績が業界トップクラスで、これまでに11万件以上ものゴキブリ駆除をおこなってきました。豊富な実績で培ったノウハウを活かして、効果的な駆除作業をおこないます。今いるゴキブリを駆除するだけでなく、ゴキブリが侵入した原因を特定し、今後ゴキブリが入ってこないように対策いたします。
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ゴキブリのローチサインを見つけたら、ぜひお早めに大洋防疫研究所へご相談ください。